筋トレとアイスホッケースキル
こちらの記事がちょくちょく閲覧されているようなので、よろしければ新しくアイスホッケーに必要なトレーニングについてまとめた記事をご覧ください。普通の学生はトレーニングにばかり時間をかけて要られ無いと思います。ですので、僕が思う必要最低限のトレーニングで、最大の効果を出すことをメインに書きました。
アイスホッケーと筋力トレーニング① 上半身編
http://toku-kinpika.hatenadiary.jp/entry/2019/01/30/180012
アイスホッケーと筋力トレーニング② 下半身編
http://toku-kinpika.hatenadiary.jp/entry/2019/02/03/201112
部活で筋トレに関する目標値が設定してある。
『9月までにベンチプレス70kgを部員全員(新入生除く)があげられるようにする』
ちなみに去年は失敗に終わっている。
なぜこのような目標ができたかというと毎年夏の合宿に来ていただいているコーチの方から「ベンチ70kgあげられないやつらの練習は見ない」ということを言われてしまったから。
最近まで僕も70kg上げれても上げられなくてもそんな変わんねーよとか思っていた。
というのも関東1部の某大学の方から筋トレはほとんどしてないということを以前聞いてしまったためでもあるのだけど、鍛え始めてからというもの明らかにスケーティングやシュートに結果が出て来ている。
シュートに関してはこれまで上手い選手の動画を何回もみて、かなり研究した結果“氷を押す”ことが大事であるという結論に達した。
どういうことかというと上手い人はスティックをしならせて打つ。
こんな風に
しなるってことはどっかしらにめっちゃ押す力を加えてない限りそんなことにはならない。だから氷にめっちゃスティックを押し付けて打ってるのではと思ったわけです。そうするとスティックのしなりの分もシュートが早くなる。
ここで登場するのがベンチプレス。
もちろんベンチだけやっていてもベンチの重量は中々上がらないし、シュートも強くはならない。
けれど、それまでコーチを呼ぶためと嫌々やっていたベンチプレスに明確な目標ができた。
やっぱり人は目標を自分の内に置くことが大切であるということも学んだわけです。
シュートを強くするには腕や胸周りを鍛えた方がいいはずと考えるようになってからは筋トレも楽しくなった。だって筋トレすれば今より上手くなることがわかってるから。
で、もちろん部としての目標があるわけだからベンチは筋トレの中のメインになる。
そこでどうすればできるだけ短期間で70kg上げられるようになるかアメフト部の友人に聞いたら「Maxを上げると良い」というアドバイスをもらった。
RM換算表
というものがある。これは自分が何回か(表では2〜12回)上げられるものに対するMax(1回上げられるかどうかみたいなやつ)値を早見表にしたもので横軸が回数で縦軸が重量。それを合わせてみるとMaxがわかるというもの。
例えば、70kg3回ならできるという人ならMaxは75kg。
現在僕はこのMaxを増やせるように筋トレを行なっている。Max、またはそれ以上の重さでやると、当然全く持ち上がらないから補助は必要なので2人以上でやる。持ち上げられなくても補助してもらいながら3〜4回やると良い。
こうして限界の重さを持つことで重さに慣れることができる。
このやり方をはじめてからできる重さでやっても単なる自己満足にしかならないなとも感じました。それから、ダウンで50kgくらいをもつとめちゃくちゃ軽くて面白い笑
やりはじめて割とすぐに結果もでて、最近まで60kg数回だったのが70kg数回と+10kgくらい上がるようになった。
終わりに
上手くいったので部員にもシェアしようという魂胆で今回こうして書いてみました。
ちなみに、ここでは主にベンチプレスのことしか書いていないけどベンチだけやったところで意味がないことも注意。ほかのメニューでベンチでは鍛えにくい筋肉をつけないと肝心のベンチも上がりにくい。
また、僕の場合はスケーティングということで足回りのトレーニングもしている。足回りに関しても「スケーティングを速くしたい」という目標があるから楽しく取り組めている。
残念ながら僕は今年合宿には留学のため参加できないけどほかのみんなにはぜひ70kg上げてもらってコーチを呼べるようにしてもらいたい。